健康自給率向上プロジェクト 遠友 “ いぶき ”
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第一回「昔のお産、今のお産、明日のお産」五輪橋参加婦人科小児科病院名誉理事長。丸山淳士医師

丸山医師

(全文はこちらをご覧下さい。)

生物はメスだけでも存続できるかも知れません。

今日のテーマは「昔のお産、今のお産、明日のお産」ということなんですが、将来的には生物はメスだけでも存続できるかも知れないんですね。
ミジンコなどはメスだけを閉じ込めて餌をやらないでいると、オスに変化するんです。フナなんかもメスだけにしておくと、“ヒメブナ”という大きくて綺麗で獰猛なフナに変化します。

人間も女子寮だとか軍隊、女子校のようにメスだけ、あるいはオスだけにしておくとホルモンが出なくなったり、逆にホルモンをセーブしなくなったりして性転換がおきてしまいます。

オスの場合は弱くなります。ですから軍隊などではオスばかりにしないで、少しでも女性を入れる必要があるんですね。メスだけの集団の場合は、やがてその中から強いものが出てきます。他のメスは強いメスに従うようになり、月経のサイクルなんかも同じになっていきます。



80:20運動は失敗だったと思います。

80:20運動はご存知ですね。
80歳になった時に、20本の歯を残そうという運動です。
そのためには歯医者を沢山養成する必要があるから、学校なんかもいっぱい建ててしまって。今、その結果が出てきていますが、かえって数字が悪くなってしまったんですね。

私もね、歯が痛いから歯医者に行こうかなぁと思ったんですが、ちょっと我慢していたら痛くなくなったので、舌の先でこう、ぐらぐらしている歯をゆすぶったりして遊んでいたら、それから2、3年は持ちましたよ。

歯医者さんに怒られそうですが・・・この会場にも歯医者さんがいらしてますが・・・もし歯医者に行っていたら「これはもうだめですね。抜きましょう。」と言われたと思うのですね。そしたら歯の寿命が3年は縮まっていましたね。

あのですね、お医者が少ない方が病気は少ないのですよ。

交通の便が悪いところほど長命だ、と言うデータがあります。今の日本では飛行機を使えば、ほとんどのところで日帰りが出来ますが、そうでない地域もあります。そういうところは平均寿命が長いのです。

病気になってもすぐお医者にいけないから、病気にならないように体が強くなるんですね。

丸山医師「歯が痛くてもね」


生物が情報を伝えられなくなりました。

今、日本には100歳以上の方が大勢います。9割が女性で1割が男性です。そのうちの8割が認知症になっています。薬が認知症を作っていますね。コレステロール値を下げるための薬です。脳は脂肪でできていて、そのほとんどがコレステロールです。

美味しいものにはコレステロールが多く含まれていますね。私の友人の村野武範は、あの「くいしんぼう万歳」でいろんな美味しいものを食べていた男ですね。彼がいうには猿の脳みそや羊の脳みそは、やはり凄く美味しいそうですよ。

コレステロールはホルモンを作る素です。
コレステロールには種類があって、皮下脂肪は粒が小さくて、悪いコレステロールを外に出す働きをする良いコレステロールです。減らしたいのは体内の脂肪で、こっちは粒がでかくて悪い奴です。

一日に立っているいる時間が多ければ、コレステロールは溜まりません。すぐ座ったり、寝転んだりしていると溜まります。座ってばかりいないで気軽に立つことが体には良いですね。サイトカインという大きな脂肪が血管をだめにします。

コレステロールたっぷりの餌をネズミに与えると、すぐに大きなネズミになります。そのネズミが争いもせずに、黙って一族を支配するようになります。動乱が起きたら生き残るのは太ったものなんですね。政治家も太っていた方がいいですね、吉田茂とかチャーチルとか。今の方はもう少し太られた方が、いいかもしれませんね。

講義の様子

ボケの初期症状ですが

1、最近の意味のある出来事が思い出せない。
2、忘れたことに対して、言い逃れをする。

この2つの症状が出てきたら、要注意です。

忘れることも大切ですね、PTSDのように忘れた方が良いのに忘れない。これは辛いです。適当に忘れるのも良いことです。今日と昨日の事だけ覚えていて3日前のことは忘れてもいいようなんですが、なかなかそうもいかないようです。



お産の話をしなくてはいけないのですが・・・。

細胞のくっついているところが離れていると、がん細胞に変化していく、ミスプリントです。情報がきちんと伝わらない。ヒトとしてはこのミスプリントが普通ですね。ITなどは情報がそのまま伝わっていきますが、こちらの方が異常だと思います。

情報伝達が上手くいった人は固い絆で結ばれます。これを「赤い糸」なんて申しますが、沢山の人に情報伝達できる人は有意義な人ですね。
昭和40年代のことですが、いじめられっ子問題が世間で騒がれだしました。調べてみると70%が保育器の中に入っていました。親子の絆が弱いと大きくなって周りからはじかれるんですね。

母と子はお腹にいるときから、子が母に合図を送り、母がそれに反応しています。子が母を作り、母が子を作っているのです。どちらが離れてもダメです。

昔、産科の医師が英国に留学しました。そのころの英国の赤ちゃんは生まれてすぐに無菌室に入れられていて、英国の先生は言ったそうです。「日本はすばらしい。母親が背中に子供を背負って、前に赤ちゃんを抱えて育てている。日本こそ理想だ。」とね。戦前の写真でも見たんでしょうか、今はそんな人は見かけませんね。

赤ちゃんは『臭・視・触・聴』のすべてて親を捜します。生まれてすぐの赤ん坊に5人の声を聞かせても、親を聞き当てるそうです。母と子のアタッチメント、密着とか愛着ですね、そういうものが3歳までに必要です。母親であって父親では有りませんよ、父親は3歳を過ぎてから遊んであげればいいのです。

丸山医師「アタッチメントです」


社会生活は父から、生きるすべは母から教わります。

ですから、パートナーを変えてはダメです。
愛とは捨てないことです。ゴミを捨てない汚い部屋も、実はあれも愛なんですね。

昨日、聖路加病院の日野原医師が「新老人の会」の集まりで、札幌にいらしてまして、最後にアウシュビッツから戻ってきた人の言葉を教えてくださいました。その言葉を最後に皆さんにお伝えします。

To Love
To Creative
To Endure

愛し続けること、作り続けること(新しいことに挑戦)、堪えることですね。
どうか皆さんもこれからの人生、愛し続けて、新しいことに挑戦して、堪えてください。

(2008年7月13日遠友“いぶき”実技講座にて)

全文はこちらをご覧下さい。


講師・丸山医師 【 講師・プロフィール 】

1938年北海道生まれ、札幌医科大学卒。現在、五輪橋産科婦人科小児科病院名誉理事長。

「脱パンツ健康法」で一世を風靡し、パンツドクターとして北海道民にしたしまれています。柔道高段者にして、話術の達人でもあります。

― 主な著書 ―

「寝ながら健康法―精力がもりもりわいてくる」(リヨン出版)
「ビタミン文庫 パンツを脱いで寝る速効療法―腰痛・高血圧から不眠・冷え・イビキまで治った」(マキノ出版)
「脱パンツ健康法―ゴム紐以前、人はもっと元気だった」(祥伝社)

 
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